2011年05月31日
2011年05月29日
2011年05月26日
大西荘で

お休みの一昨日、
家族で美ヶ原温泉の大西荘さんへ。
お風呂に入って、おいしい昼会席をいただきました。
季節の食材をふんだんに使った献立。
祖母用のお料理には食べやすい工夫もしてくださって、
その心遣いに感謝です。
ごちそうさまでした。

2011年05月22日
ピアディーナ

ジラソーレで話題のピアディーナ、
ヴァンヴィーノのまかないで作りました。
中の具は、今日の試作で残ったもの。
一つは安曇野サーモンにマスカルポーネチーズとブロッコリー、
そしてもう一つ、
生ハムにチーズをはさんでみました。
ピアディーナとは、
イタリア北部のエミリア・ロマーニャ州の郷土料理。
小麦粉と水と塩とオリーブオイル(またはラード)で作った生地を薄くのばして焼いた、
パンのようなものなのですが、
そこにいろいろな具をはさんで食べます。
このピアディーナ、
生地は素朴な感じですが、それがまた味があっておいしい♪
中の具の組み合わせで味のバリエーションもすごく広がります!
しかも、たかが薄いパンと侮るなかれ(;゜0゜)
かなりおなかも満たされます…( ̄▽ ̄)
ジラソーレのランチで召し上がっていただけますよ。
まだ食べていない方、
ぜひどうぞ!
2011年05月21日
アスパラ・ソバージュ入荷♪

フランス産の野生のアスパラ、
「アスパラ・ソバージュ」が入りました!
アスパラの名は付いていますが、
普段目にするアスパラガスとはちょっと違う、
細長い茎にまるでツクシのような穂先です。

この独特の食感がすごく楽しい♪
また、アンチョビを使ったバターソテーに卵のソースがよく合うo(^▽^)o
皆さん、ぜひ食べに来てくださいね。
この時期だけですよ!
2011年05月19日
酒蔵見学 その2 「本金」
ずいぶんと遅くなりました、酒蔵見学その2、
2軒目は「酒ぬのや本金酒造」さんです。

創業は1756年。
ご家族で酒造りを行う蔵で、
案内してくれた宮坂さんは9代目です。
今期の酒造りは終了していたので、
建物の中を見せていただきました。

高い天井の日本家屋。
2階から入り口を見るとこんな感じ。

お酒も少しずつ味見させていただきました。

一番好きだなと思ったのは、
一番右の純米吟醸無濾過生原酒。
お料理とともに楽しみたいお酒です。
昔ながらの伝統的な製法で、
瓶詰めもラベル貼りもすべてが手作業。
小さい酒蔵ならではの温かみのある造りが伺えます。
瓶の奥にあるのは、
ここ本金さんの酒粕で作られた酒粕サブレ。
まるでチーズのようなコクがあってすごくおいしい!
一通り見せていただき、お話をお聞きしたあとは、
9代目K君と奥さんのCちゃん、
そして将来の10代目リンくんと一緒に諏訪の温泉で一息・・・
しっかり温まった後、二人が予約してくれたイタリア料理店へ向かったのでした。
何を造るにも、その作業や環境はとても厳しいもの。
皆さん、それぞれの信念や思いを持って、
心をこめて造られている。
私たち提供・消費する側は、
その気持ちをしっかり受け止めて、
その「思い」を伝えていく存在でありたいと思いました。
また、日本酒造りはワイン造りとの共通項も多く、
「造る」ことに興味もわいてきました。
今回は某旅館の3代目のために企画した酒蔵見学だったのですが、
残念ながら本人は都合がつかず、今回は見送り。
また行こうね!
酒ぬのや本金酒造
〒392-0004 長野県諏訪市諏訪2-8-21
℡ 0266-58-0161
2軒目は「酒ぬのや本金酒造」さんです。

創業は1756年。
ご家族で酒造りを行う蔵で、
案内してくれた宮坂さんは9代目です。
今期の酒造りは終了していたので、
建物の中を見せていただきました。

高い天井の日本家屋。
2階から入り口を見るとこんな感じ。

お酒も少しずつ味見させていただきました。

一番好きだなと思ったのは、
一番右の純米吟醸無濾過生原酒。
お料理とともに楽しみたいお酒です。
昔ながらの伝統的な製法で、
瓶詰めもラベル貼りもすべてが手作業。
小さい酒蔵ならではの温かみのある造りが伺えます。
瓶の奥にあるのは、
ここ本金さんの酒粕で作られた酒粕サブレ。
まるでチーズのようなコクがあってすごくおいしい!
一通り見せていただき、お話をお聞きしたあとは、
9代目K君と奥さんのCちゃん、
そして将来の10代目リンくんと一緒に諏訪の温泉で一息・・・
しっかり温まった後、二人が予約してくれたイタリア料理店へ向かったのでした。
何を造るにも、その作業や環境はとても厳しいもの。
皆さん、それぞれの信念や思いを持って、
心をこめて造られている。
私たち提供・消費する側は、
その気持ちをしっかり受け止めて、
その「思い」を伝えていく存在でありたいと思いました。
また、日本酒造りはワイン造りとの共通項も多く、
「造る」ことに興味もわいてきました。
今回は某旅館の3代目のために企画した酒蔵見学だったのですが、
残念ながら本人は都合がつかず、今回は見送り。
また行こうね!
酒ぬのや本金酒造
〒392-0004 長野県諏訪市諏訪2-8-21
℡ 0266-58-0161
2011年05月13日
酒蔵見学 その1 「御湖鶴」
お休み3日目の続きを。
諏訪にある日本酒の酒蔵に見学に伺いました。
まず最初に伺ったのは、
「御湖鶴」を造っている菱友醸造さん。

案内していただいたのは、
まだお若い、30代半ばの近藤社長。
日本酒のこれからを真摯に考える、熱意ある方です。

山田錦を洗米している様子。
若い方が多く、皆さんきびきびと動き、
こちらを見てきちんと挨拶してくださるのが印象的でした。
近藤社長の姿勢が働いている方にも伝わっていることが伺えます。
ここで日本酒の造り方をちょっとおさらい。
お酒は糖分を酵母が食べてアルコールと炭酸ガスに分解。
ワインは原料のブドウに糖分が含まれているため、
酵母を添加してすぐに
醗酵→分解→アルコールと炭酸ガス、となるのですが、
日本酒の原料である米には糖分がないため、
米に含まれているでんぷんを分解してブドウ糖に変化させる
「糖化」という工程が必要になります。
そのために必要なのが「米麹」、
これは精米(米を削る)、洗米(精米した米を洗って水につける)し、
蒸した米に麹菌(黄麹)を振りかけ、
米に菌を植えつけたもののことで、
この米麹に含まれている酵素の働きによって米のでんぷんがブドウ糖に変化し、
その後、酵母がブドウ糖を分解(醗酵)してアルコール(お酒)になります。
日本酒はこの「糖化」と「醗酵」を同時に行う、
「並行複醗酵」という世界中の酒類の中でも類を見ない醗酵の方法をとります。
さて、
先ほどの米麹に蒸米と水、酵母を足したものを「酒母」と呼びますが、
出来上がった酒母を味見させていただきました。

雑菌の繁殖を抑えるためには乳酸が必要なのですが、
この乳酸により、かなり強い酸味です。
この酒母に蒸米と水を三段階に分けて仕込み、
「もろみ」が出来ます。
ここで「糖化」と「醗酵」が同時に行われ、
これを搾って原酒となります。
最後に、出来上がったお酒を試飲させていただきました。

金紋錦純米吟醸、
山田錦純米吟醸、
そして、それを甲州(ブドウの種類)のワイン樽にて半年ほど熟成させたものの3種類です。
金紋錦は木島平で造っているお米。
山田錦とたかね錦を親に持つ酒米だそうです。
山田錦はよりふっくらとした、丸みのある味わい。
ワイン樽で熟成させたものは、
飲み干したあとに樽の香りが広がる感じ。
日本酒の香りを残しつつ、優しく香るのが印象的です。
どれも辛口で酸味がしっかりのっていますので、
吟醸とはいえ食事に合わせて、また時間をかけて飲んで、
温度の変化による味わいの違いを楽しみたいお酒でした。
お料理も、積極的に洋食にも合わせてみたい、と思いました。
日本酒の造りというと、手触りとか温度とか、
杜氏さんの「勘」によるところが大きいのかなと思っていましたが、
ここ菱友さんは温度管理など全てデータを取って、非常に緻密に造られており、
かといって機械化されているのではなく、
やはり「人」(杜氏)の手で大事に造られている、
日本酒を「育てている」、そんな印象を受けました。
今回、日本酒の酒蔵を見学したのは実は初めて。
かつて日本酒も多少学んだこともあったのですが、
これまでの知識だけの情報が映像として繋がり、
それが楽しく、また新たな興味もわいて、とても内容の濃い時間となりました。
近藤社長、お忙しい中ありがとうございました。
さて、このあともう一軒、伺ったのですが、
それは次回!

菱友醸造株式会社
長野県諏訪郡下諏訪町3205-17
TEL 0266-27-8109
諏訪にある日本酒の酒蔵に見学に伺いました。
まず最初に伺ったのは、
「御湖鶴」を造っている菱友醸造さん。

案内していただいたのは、
まだお若い、30代半ばの近藤社長。
日本酒のこれからを真摯に考える、熱意ある方です。

山田錦を洗米している様子。
若い方が多く、皆さんきびきびと動き、
こちらを見てきちんと挨拶してくださるのが印象的でした。
近藤社長の姿勢が働いている方にも伝わっていることが伺えます。
ここで日本酒の造り方をちょっとおさらい。
お酒は糖分を酵母が食べてアルコールと炭酸ガスに分解。
ワインは原料のブドウに糖分が含まれているため、
酵母を添加してすぐに
醗酵→分解→アルコールと炭酸ガス、となるのですが、
日本酒の原料である米には糖分がないため、
米に含まれているでんぷんを分解してブドウ糖に変化させる
「糖化」という工程が必要になります。
そのために必要なのが「米麹」、
これは精米(米を削る)、洗米(精米した米を洗って水につける)し、
蒸した米に麹菌(黄麹)を振りかけ、
米に菌を植えつけたもののことで、
この米麹に含まれている酵素の働きによって米のでんぷんがブドウ糖に変化し、
その後、酵母がブドウ糖を分解(醗酵)してアルコール(お酒)になります。
日本酒はこの「糖化」と「醗酵」を同時に行う、
「並行複醗酵」という世界中の酒類の中でも類を見ない醗酵の方法をとります。
さて、
先ほどの米麹に蒸米と水、酵母を足したものを「酒母」と呼びますが、
出来上がった酒母を味見させていただきました。

雑菌の繁殖を抑えるためには乳酸が必要なのですが、
この乳酸により、かなり強い酸味です。
この酒母に蒸米と水を三段階に分けて仕込み、
「もろみ」が出来ます。
ここで「糖化」と「醗酵」が同時に行われ、
これを搾って原酒となります。
最後に、出来上がったお酒を試飲させていただきました。

金紋錦純米吟醸、
山田錦純米吟醸、
そして、それを甲州(ブドウの種類)のワイン樽にて半年ほど熟成させたものの3種類です。
金紋錦は木島平で造っているお米。
山田錦とたかね錦を親に持つ酒米だそうです。
山田錦はよりふっくらとした、丸みのある味わい。
ワイン樽で熟成させたものは、
飲み干したあとに樽の香りが広がる感じ。
日本酒の香りを残しつつ、優しく香るのが印象的です。
どれも辛口で酸味がしっかりのっていますので、
吟醸とはいえ食事に合わせて、また時間をかけて飲んで、
温度の変化による味わいの違いを楽しみたいお酒でした。
お料理も、積極的に洋食にも合わせてみたい、と思いました。
日本酒の造りというと、手触りとか温度とか、
杜氏さんの「勘」によるところが大きいのかなと思っていましたが、
ここ菱友さんは温度管理など全てデータを取って、非常に緻密に造られており、
かといって機械化されているのではなく、
やはり「人」(杜氏)の手で大事に造られている、
日本酒を「育てている」、そんな印象を受けました。
今回、日本酒の酒蔵を見学したのは実は初めて。
かつて日本酒も多少学んだこともあったのですが、
これまでの知識だけの情報が映像として繋がり、
それが楽しく、また新たな興味もわいて、とても内容の濃い時間となりました。
近藤社長、お忙しい中ありがとうございました。
さて、このあともう一軒、伺ったのですが、
それは次回!

菱友醸造株式会社
長野県諏訪郡下諏訪町3205-17
TEL 0266-27-8109
2011年05月11日
今日から営業
お休み3日目。
昼間出掛けたところの報告は長くなりそうなので、
また次回にするとして、
夜は上諏訪のイタリア料理のお店「ダンロ」さんへ伺いました。

今回、ジラソーレで働き始めて年末年始以外では珍しい連休。
定休日が一緒だったりで普段は行くことができないような、
いろいろなお店に伺い、
飲むもの、食べるもの、目に映るもの、
全てにおいて様々なことを考え、思う、
また勉強する良い機会となりました。
(おサイフはかなり痛かったけど…(−_−;))
まだまだ発展途中のヴァンヴィーノ、
今日からまたがんばります!!
昼間出掛けたところの報告は長くなりそうなので、
また次回にするとして、
夜は上諏訪のイタリア料理のお店「ダンロ」さんへ伺いました。

今回、ジラソーレで働き始めて年末年始以外では珍しい連休。
定休日が一緒だったりで普段は行くことができないような、
いろいろなお店に伺い、
飲むもの、食べるもの、目に映るもの、
全てにおいて様々なことを考え、思う、
また勉強する良い機会となりました。
(おサイフはかなり痛かったけど…(−_−;))
まだまだ発展途中のヴァンヴィーノ、
今日からまたがんばります!!
2011年05月11日
2011年05月09日
ゴッドハンド

帰ったらあいちゃんが遊びに来ていたので、
楽しくおしゃべり。(=´∀`)人(´∀`=)
カメラの話になって、
最近お気に入りのトイカメラで一枚。
あいちゃんの手は「ゴッドハンド」、らしい。
ヘッド・スパ、最高です。
2011年05月08日
お休みのお知らせ

お店の前の今町方面へ向かう道、
通称こまくさ通りのハナミズキ。
鮮やかなピンク色が歩く人の目を引きつけています。
さて、
ヴァンヴィーノは本日 5/8(日)から5/10(火)まで
お休みをいただきます。
5/11(水)から通常営業いたしますので、
よろしくお願いいたします。
2011年05月07日
タラの芽
友人のご実家がある山形村で採れた、
立派なタラの芽が届きました。

この時期になると山菜を食べたくなるのは
私だけではないはず。
こちらのタラの芽は、
フリットにしてお出ししますよ d(^_^o)
ゆきちゃん、いつもありがとう(^O^)/
立派なタラの芽が届きました。

この時期になると山菜を食べたくなるのは
私だけではないはず。
こちらのタラの芽は、
フリットにしてお出ししますよ d(^_^o)
ゆきちゃん、いつもありがとう(^O^)/
2011年05月06日
2011年05月05日
ピッツァメニュー充実!

ピッツァメニューが増えました!
定番のマルゲリータをはじめ、
卵と生ハムをのせた「ビスマルク」や
アンチョビやオリーブの「シシリアーナ」など全6種です。
お好きなピッツァをたくさん召し上がってください! (^O^)/
2011年05月04日
Google Earth

今更ですが、
iPhoneアプリのGoogle Earth を初めて使ってみました。
いわゆる地球儀なんですが、
…感動モノです!
雑誌や本でしか見たことのなかった場所を
空から追っていって眺めることができるのです。
ワインを勉強する際に、
地図を自分で描いて覚えたりしましたが、
それを絵ではなく写真で見ることができる。
地図での場所は分かっているけど、
どんな場所にどんな風に存在しているのかまでは分からなかったので、
それを少し垣間見ることができて、
なんだか感慨深いものがあります。
今は写真で見ているだけの、
ボルドーのシャトーやブルゴーニュの葡萄畑。
いつかは実際に自分の眼で見てみたいとの思いも強くなりました。
2011年05月03日
美乃屋

我が家から歩いて2分。
和菓子の「美乃屋」さんが今月いっぱいで閉店するとのこと。
ここのところは行列のできる賑わい振りです。

まだ東京で働いていた頃は、
松本に帰ってくると必ずここに寄り、
「ぱんじゅう」(今川焼を小さくしたもの)やお団子を家族全員分買って、
母や祖母とお茶を飲みながら食べるのが楽しみでした。
今でも、おばあちゃん達が作って売っているこのお店を訪れるたびに、
年を取った祖母の姿を思い出したりしています。
なくなってしまうのは寂しいですが、
「今までありがとうございました」と伝えたい、
最後の日まで見守っていきたいお店です。